ツノダ チエミ
  角田 智恵美   人間健康学部 総合健康学科   准教授
■ 標題
  小児うつ病早期発見を
目指した養護教諭と精神科専門医との連携の確立
-小学校養護教諭の視点から見た現状-
■ 概要
  児童生徒のうつ病のケアのためには、早期発見早期治療システムの構築が必要である。学校におけるメンタルケアの中心的役割を果たす養護教諭に対し、医師との連携の現状、連携推進の問題点等について、小学校に勤務する養護教諭を対象に質問紙調査を行った。養護教諭が頻繁に経験した困難な児童の心の問題は、主として、不登校と不定愁訴だった。次いで行為障害や反抗挑戦性障害等の学級経営を著しく妨害する行動であった。全ての養護教諭が学校単独では児童の心の問題をケアすることはできないと考えていた。しかし、小学校と心療内科や精神科医との連携はほとんど見られず、半数以上の養護教諭が連携に困難を感じていた。また、うつ病の早期発見システムの構築については、良いことだとは認めるものの、実現可能と考えている養護教諭は少なかった。
  岡田三津子 岡孝和  ほか7名
  共著   九州女子大学紀要 自然科学編   九州女子大学・九州女子短期大学   45(2),43-61頁   2008/09