ミウラ カヨコ
  三浦 加代子   人間健康学部 食物栄養学科   教授
■ 標題
  小学校家庭科教科書における鍋による炊飯加熱過程の表現に対する教員志望大学生の理解
■ 概要
  小学校教員志望学生を対象に,家庭科教科書における鍋炊飯の加熱過程の表現に対する理解の程度や難易の感じ方を調査した。「火加減の調節」では.強火に比べ中火と弱火の調整を,また「加熱時間の調整」では,幅のある表記に難しさを感じていた。最も判断に困ったのは「炊飯の状態」であった。「水が引く」のなじみのない表現,「吹きこぼれない程度」のような経験しないとわからない事象,音やにおいに頼った判断に不安を感じていた。ガラス鍋と文化鍋の使用目的や特性,「炊飯状態」の判断の仕方の違いを区別して示す必要があると考えられた。児童に鍋炊飯を実習指導することは,「学生の鍋炊飯に対する経験不足」,「児童が判断することの難しさ」,「授業運営の難しさ」の3要因が重なり,約90%の学生が難しいと考えていた。
  白杉(片岡)直子,作田はるみ,橘ゆかり,岸田恵津,坂本薫,井奥加奈,森井沙衣子,升井洋至,堀内美和,中谷梢,三浦加代子,片平理子
  共著   日本調理科学会誌   53(2),114-126頁   2020/04